
2025年、ついにあのDAISOから「ベイトリール」が発売されました。
価格はなんと税込1,100円。これまでスピニングリールやルアーなど釣具を多数展開してきたダイソーが、ついにベイトリール市場にも進出したということで、釣りファンの間で話題になっています。
この記事では、DAISOベイトリールの基本スペック、使用感の予想、おすすめの使い方、注意点などをまとめてご紹介します。
📦 製品概要
- 価格:税込1,000円
- 付属品:日本語説明書
- ライン巻き取り量:ナイロン3号約150m
- ギア比:5.3:1
- 材質:本体-ABS樹脂、スプール-アルミニウム合金
- 右巻き
🖐 実際に触ってみた第一印象
見た目は「え、これで1,100円?」というのが正直な感想です。
見た目はシンプルで、いかにも「低価格リール」といった感じではあるものの、意外と軽くて手になじみやすい印象。
ハンドルの巻き心地はザラつきがあり、“高級感”とはほど遠いですが、「最低限の動きはできる」というラインはクリアしています。スプールはアルミ製で少しだけ高級感アリ。
🎣 実釣にはどうか?使い方のポイント
実際の釣行では、10g〜20g程度のルアーなら問題なく投げられる感じ。ただしブレーキ設定がシンプルなので、キャスト時はバックラッシュしやすいです。しっかり重さを乗せてキャストすれば問題なし!
ブレーキはメカニカルのダイヤル調整と、反対側のサイドキャップ式の簡易ブレーキ。最初はちょっと慣れが必要かもしれません。
➤ 向いている釣り
- 堤防や河川のちょい投げ
- ベイトリールの練習
- 子供の体験用リール
- 壁際に落とすだけの釣り(カワハギなど)
⚠ 注意したい点
- 剛性はあまり期待できません。ABS樹脂なので、大物とのファイトやガチのソルトには不安があります。
- ドラグ性能はおまけ程度。ナイロン3号なので、小型魚(ハゼ、キス、アジなど)で抑えておくのが無難です。
- 巻き取りスピードやギア感はやや不明確。公式のギア比表記がなく、実釣での感覚に頼る必要があります。
💡 総合評価:この価格でここまでなら“アリ”!
初心者や「ベイトリールに触れてみたい」人には、かなりおすすめできる内容です。
正直、実戦でバリバリ使うにはスペック不足ですが、「練習用」「サブリール」「話題のネタ」としては申し分ない一本。
特に堤防際に落とすだけのカワハギ釣りなどでは問題なく使えそう!
釣り入門者やお子さん用の“最初の一台”として、まさにぴったりだと思います。
✅ まとめ
ダイソーの1,100円ベイトリールは、決して高性能とは言えないものの、その価格を考えれば非常によくできた製品です。初めてベイトリールに触れる人や、子どもに釣りを体験させたい場合、または「とにかく安く投げる練習がしたい」といったニーズには十分応えてくれるでしょう。バックラッシュ対策や剛性面での注意は必要ですが、使い方を理解して丁寧に扱えば、練習用やサブとして十分に活躍してくれる一台です。釣りの入り口として気軽に手に取れる、まさに“ダイソーらしい挑戦的なアイテム”だと感じました。